きのうの外国為替市場では、1ドル=157円台半ばで推移していた円相場が円高に進んだ。政府・日銀が「円買い」の市場介入を行ったとみられる。日銀が公表した統計によると、仮に介入を行っていた場合、3兆円規模だった可能性があることが分かった。政府・日銀は先月29日にも5兆円規模の「覆面介入」を行ったとみられ、この2日で8兆円規模の介入に踏み切った可能性がある。1円円安で家計の負担は?第一生命経済研究所・永濱利廣首席エコノミストによると、1円円安になるごとに4人家族では年間平均6000円、単身世帯でも3300円の負担増となり、円安が価格に影響し始めるのは約4ヶ月後秋頃に家計の負担が増える見通し。