加速する円高に期待の声を上げるステーキチェーン店の担当者。日米の金融政策を決める会合の結果を受け円高が加速。きのうの円相場は一時1ドル148円台と4カ月半ぶりの円高水準に。「やっぱりステーキ芝大門店」を取材。この店で取り扱う牛肉は米国産、オーストラリア産の輸入牛肉。円安の影響を受け2年間で20〜25%、計3回値上げしたという。担当者は「円高が半年くらい続けばお客さまに還元できるタイミングが来るんじゃないか」と語った。第一生命経済研究所首席エコノミスト・永濱利廣さんが今後の円相場について「新たな局面に入ったので円高へ局面転換したと捉えていいと思う」などと話す。永濱氏によると円高傾向は今後も続き、年内までに130〜140円台まで円高が進む可能性があるという。