米国防総省は23日に国防戦略を公表した。その中では南北アメリカ大陸を中心とする「西半球」を重視する姿勢を示している。ミサイル防衛システム「ゴールデンドーム」や無人機に対応する取り組みの開発を進めるとともに、周辺地域への軍や民間のアクセスを確保するとしてグリーンランドやパナマ運河などに言及している。また中国については「目標は圧倒・締めつけではなく、抑止しインド太平洋地域でアメリカの優位を維持すること」だとし、南西諸島から台湾・フィリピンに至る「第1列島線」で侵略を拒否する軍事力を築くとしている。その上でNATO加盟国がGDPに占める国防・関連費用を計5%に引き上げると決めたことに触れ、「この基準を世界中の同盟国・パートナーが満たすよう求めていく」として同盟国などにさらなる負担を要求していく方針を示した。
