中国・上海で世界最大規模のモーターショーが始まり各国の自動車メーカーなど約1000社が参加した。中国・BYDは5分間の充電で400キロ走行可能な技術を紹介。多くのメーカーが展示していたのはEV。中国では政府による補助金などを背景に新エネルギー車の販売が急拡大している。輸出を含む販売台数は去年初めて1000万台を超えた。ガソリンでも走行できるプラグインハイブリッド車の需要も高まっていて去年の新車販売に占める新エネルギー車の割合は40.9%。トランプ関税で先行きに不透明感が強まる中で中国で事業強化しようという動きが広がっている。トヨタ自動車は上海でレクサスのEVと電池を生産する会社設立を発表。ホンダは中国自動車大手と共同で建設したEV工場を本格的に稼働させた。次世代の車に欠かせないソフトウェアもトヨタ自動車・ホンダ・日産自動車は中国IT大手などと組み開発を進める。