沖縄戦で旧日本軍が首里城の地下に作った「第32軍司令部壕」について県はその全体像を伝える展示施設を近くにある県立芸術大学首里金城キャンパスの敷地一部を活用し整備する方針。この施設の基本計画は現在、有識者による委員会が検討を進めているが、委員からは周辺住民からの理解が第一だとして説明の機会を設けるなど丁寧に進めるよう求める意見が出ていた。こうしたことを受けて県はきょうとあすの2日間、いずれも午後7時から県立芸術大学首里当蔵キャンパスで周辺住民を対象にした説明会を開く。この中では県の担当者がこれまでの経緯や施設整備の概要などを説明したうえで住民の意見を聞くことにしていて、県は出された意見を施設の基本計画に反映させたい考えだ。有識者委員会は次回の会合で基本計画の素案を示す予定。その後県はパブリックコメントを実施し、本年度中に基本計画を策定したうえで2029年度の展示施設の解説を目指している。
