ロンドンオリンピック競泳の銀メダリストでオリンピック4大会連続出場の入江陵介選手が今日引退を発表した。会見では「大好きな水泳をここまで続けることができた事が本当に良かったなと思っています。」などとコメントした。入江選手は額にペットボトルを乗せたまま泳ぐことのできるバランスの良いフォームが代名詞。最初にオリンピックに出場したのは大学1年生だった2008年の北京五輪。このときはメダルに届かなかったが、4年後のロンドン五輪では銀を含む3つを獲得。東京まで4大会連続でオリンピック出場を果たすなど日本の競泳界を引っ張ってきた。34歳で5大会連続のオリンピック出場を目指した先月の選考会では派遣標準記録に届かずオリンピック出場を逃したため引退を決意したという。会見にはオリンピック2大会連続の金メダリスト北島康介さんがサプライズで登場。今後は後進の指導にもあたるという。