米国のテレビ界最高の栄誉とされるエミー賞で真田広之がプロデューサー・主演をつとめたドラマ「SHOGUN 将軍」が18冠に輝いた。このドラマはセリフの7割が日本語で英語以外の作品が受賞するのはエミー賞史上初となる。真田広之は「これまで時代劇を継承して支えてきてくださった全ての方々、そして監督や諸先生片に心より御礼申し上げます。あなた方から受け継いだ情熱と夢は海を渡り国境を超えました。」と挨拶。真田広之は25年前俳優としての英語力をみがくため単身で英国へ。今回の快挙の背景には長い努力の積み重ねがあった。1999年英国「ロイヤルシェイクスピアカンパニー」からオファー、故・蜷川幸雄さん演出の「リア王」に出演。約1年の間日本での仕事をゼロにして英語劇に打ち込んだ。エミー賞で18冠は史上最多、日本人受賞者も史上最多の9人となった。