フランス東部のブザンソンで行われた若手指揮者のコンクール「第59回ブザンソン国際若手指揮者コンクール」で、岡山県出身の米田覚士さんが優勝した。日本人の優勝は2019年来、6年ぶりの快挙。このコンクールは若手指揮者の登竜門としてしられ、去年なくなった小澤征爾さんらが過去に優勝している。ことしは世界から約300人が参加。アメリカと中国の候補者と共に上位3人が3つの課題曲の指揮を競い合った。米田さんは東京芸術大学の指揮科を卒業し、2021年に東京国際音楽コンクールに入選。歌手などのコンサートでオケーストラを指揮するなど多彩な活動を行っているという。優勝が発表されると審査員長と抱き合い、授賞式では「本当にありがとう今はとても幸せで誇りに思っています。今後は世界中の素晴らしいオーケストラの皆さんと一緒に音楽ができる指揮者になれたらいいなと思っています」と英語で述べた。コンテストでは11年めの優勝者となったことについて、戦略コンサルタント・日本工業大学大学院技術経営研究科教授・田中道昭は「本当に嬉しいですね。私は指揮者にはリーダーシップも必要だと思っています。米田さんは高校時代から人を惹きつける力があった」とコメントした。
