米の高騰が続く背景として、農林水産省は流通の目詰まりがあるとみて、備蓄米の放出を進める方針を2月7日に表明。大量に出回るとの見方が広まれば、流通業者が在庫を手放すようになり価格が下ると期待した。3月の入札で約21万トン、4月上旬には10万トンの追加放出をしたが、それでも価格は下がらず、そもそも在庫が溜まっているのではなく供給量が不足しているのではという見方も出ている。備蓄米の店頭での販売量がまだ不足しているのと、主要銘柄米が高値でも売れている影響もあるとみられている。
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