きょうは沖縄戦から80年の慰霊の日。各地では追悼行事が開催されている。石川アナウンサーは「きょうは早朝から取材をしていますが、公園内にある戦没者の名前が記載されている平和の礎には朝早くから多くの方が祈りに訪れています。ただ、その姿は戦後生の世代の方が多く沖縄戦の記憶を語ることができる人が少なくなってきていることを改めて実感します」と話した。戦後世代でも戦争を身近に感じる出来事が沖縄では日常的に発生。住宅地などで不発弾が発見されるとその除去作業のため住人は避難を余儀なくされるという。石川アナウンサーは戦争を実際に体験した人からは危機感を募らせる声が上がっているとし、家族にすら話せないような辛いトラウマの記憶を後世のために打ち明けても一部団体から「ウソの証言だ」などと一方的に否定されることが増えていると語った。