内閣府は今週月曜日、去年の1人当たりの国内総生産(GDP)が3万3849ドルだったと発表。これはOECD(経済協力開発機構)に加盟する38カ国中22番目で韓国の1つ下順位に後退した。石破茂首相は10月の所信表明演説で「消費と投資を最大化する成長型経済を実現する」と語っていた。韓国を下回った1人当たりのGDP。その一つの要因として円安が影響しているとみられる。大阪大学・堀井亮教授は「なぜ円安になっているかというと日本の国力が弱くなっている。なぜ国力が弱くなったか他の原因を考える必要がある」と指摘。この後、1人当たりのGDPが伸びない原因、さらに日本の経済成長のカギを解説する。