経済3団体の新年祝賀会がきのう開かれた。示されたのは物価の上昇を上回る賃上げへの意欲。ことしも多くの食品の値上げが予定される中、街から聞こえてきたのは、卵の価格を心配する声。東京の卵1kgあたりの平均卸売価格は、去年1月は180円だったのに比べ、きのうは225円と去年の1.2倍以上。しかし、今後さらに価格が高騰する懸念も。今シーズンすでに14道県21カ所で鳥インフルエンザが発生。こうした事態を受け、農水省はきのう対策会議を開催。さらに、元東京農業大学・信岡誠治教授は、猛暑が長引き鶏が夏バテするなど、卵が安定供給される期間が短くなり、価格が下がる可能性は低いと指摘する。
東京・台東区にあるオムライス専門店リトルヤミー。米の仕入れ価格がこの1年で2倍近くに。卵の値上がりとのダブルパンチでひと月あたりの仕入れの負担が8万円ほど増えたという。去年のコシヒカリ平均小売物価(5kgあたり)のグラフ。11月には約4000円と1月の1.6倍以上の価格に。そのため、おとといから一部商品を100円~200円値上げしたという。
東京・台東区にあるオムライス専門店リトルヤミー。米の仕入れ価格がこの1年で2倍近くに。卵の値上がりとのダブルパンチでひと月あたりの仕入れの負担が8万円ほど増えたという。去年のコシヒカリ平均小売物価(5kgあたり)のグラフ。11月には約4000円と1月の1.6倍以上の価格に。そのため、おとといから一部商品を100円~200円値上げしたという。