自民党総裁選が明日告示されるのを前に候補者たちの動きがあわただしくなっている。昨日立候補を表明した加藤元官房長官が単独インタビューに応じ、政策の柱に掲げた「国民所得倍増計画」の具体策について語った。今日午前には上川外務大臣が総理官邸に。 推薦人が集まり立候補のスタートラインにつけたと報告したという。午後の会見では「日本の総理として難問から逃げず、国民の皆様と新たな日本を築いていきたい」などと話し立候補を正式表明。物価対策と賃金上昇、成長産業の育成、経済・財政の強靭化を掲げた。一方、総裁選への立候補に意欲を示していた斎藤経済産業大臣は総裁選の戦いから撤兵すると発表。また、野田聖子元総務大臣も立候補断念を発表。その上ですでに立候補を表明している小泉進次郎氏の推薦人になる考えを示した。進次郎氏の父・純一郎氏は今夜議員と会食。進次郎氏の出馬について問われると「年齢的に若いのではないか」などと話した。