あすから政府によるガソリンの新たな定額補助制度が始まる。ガソリン1Lあたりの価格を定額10円引き下げる。急激な価格変動を抑えるため、最初の週は今週より5円引き下げる。経済産業省によると、今週月曜日時点の全国のレギュラーガソリン平均価格は1Lあたり182円10銭で4週連続値下がり。あすからの定額補助は5円安い1Lあたり177円10銭となるよう調整。経産省はこのままの価格水準が続いた場合、6月半ば頃には補助額が10円になる見通しとしている。ただ、ガソリンスタンドでは当面新制度開始前の在庫が販売される。店頭価格の反映には2~3週間程度かかるとみられる。