新潟・柏崎市、群馬・高山村での旅で火野正平は双体道祖神を発見し、ろうそくを灯したり、花を手向けた。鹿児島・いちき串木野市には稲の豊作を願う神さまが残っていて、新米でついた餅を供えるという。宮崎・小林市では信仰心の強い人々によって守られてきた洞窟を訪れた。かつて江戸時代の民衆はこっそりと念仏を唱えていたという。京都・綾部市には独自の信仰と伝統行事が受け継がれ、300年を超える歴史があった。火野正平は5年後に再訪すると、信仰について教えてくれた男性はこの世を去っていたことを知った。北塩原村の湖畔と紅葉、長崎・壱岐市の猿に見える巨岩、日が沈む広島・竹原市の映像を紹介。火野正平は熊本・益城町、島根・美保関町の旅で手紙の投稿主が訪れた神社などを参拝した。