総務省によると、先月の消費者物価指数は天候による変動が大きい生鮮食品を除いた指数が2020年の平均を100として、111.4となり、去年同月比2.9%上昇した。政府の電気ガス料金の補助金が去年に比べて縮小され、電気代や都市ガス代が上がったことなどから上昇率は前月比0.2ポイント拡大した。上昇率が拡大するのは4か月ぶり。生鮮食品を除く食料は去年同月比7.6%上昇した。コーヒー豆が64.1%、チョコレート50.9%、おにぎり17.8%、鶏卵15.2%などとなっている。米類は49.2%の上昇と引き続き高水準となっているが、上昇率は前月から20.5ポイント縮小している。
