失明にも繋がる目の病「緑内障」は9割が無自覚の病気なのだという。人間ドックで緑内障を指摘された女性は自覚がなかったものの緑内障と診断された。早く見つかったことで自覚症状はないのではないかと医師は話す様子を見せていて、今後も経過観察が行われるという。緑内障とは目が眼圧によって視神経を支える部分に傷がつく事が理由となっているが、視野の欠けを自分で確認するのは難しいこととなっている。男性は定期検診で気づけたが自覚はなかったと話している。上半分の視野が欠けてしまった女性も自覚症状はなかったと話す様子を見せていた。視野の欠けに気付けない背景について守谷元宏医師は反対側の目が正常だとカバーできてしまうので視野障害に気づかないことが理由だとしている。患者50人のうち正常に見えていると答えた人が26%・一部がぼやけていると答えたのが54%だったという。症状が進行した場合は信号を見落としてしまうなどのミスも増えてしまうという。発症しやすい人には特徴があるといい、守谷医師は眼圧が高い人・緑内障の家族歴がある人・近視が強い人は注意が必要という。マウスのポインターを見失う。足元にあるものにぶつかるといったミスも注意が必要となる。