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「線状降水帯」 のテレビ露出情報

これから梅雨の時期に警戒が必要な線状降水帯について。発達した雨雲が帯状に連なって非常に激しい雨が同じ場所で降り続き、災害が発生する危険性が急激に高まる現象で過去に多くの被害をもたらしてきた。気象庁は発生の可能性が高いと予測された場合、およそ半日前に県単位で情報を発表して警戒を呼びかけている。しかし正確に予測するのは難しいのが現状。去年、全国で発生した線状降水帯は23回。半数を超える14回は事前に発生を予測することはできなかった。この中には土石流などで9人が死亡した去年7月の九州北部の大雨なども含まれている。命に関わる危険な線状降水帯の発生を事前に捉え、警戒を呼びかけようという気象庁の取り組みを取材した。先月、都内から出港した気象庁の観測船。向かった先はこの時期雨の量が多くなる九州の南西の沖合。航海の目的は海上の水蒸気を捉えること。線状降水帯は海から放出される水蒸気をため込んだ暖かい空気が上昇し発達した積乱雲が次々と湧き出すことで発生する。海で水蒸気を常に観測する手段はほぼない。このため天気予報をもとに水蒸気の流れ込みが多く予想される海域へ向かい、直接観測しようという。水蒸気が多いと人工衛星から届く電波が10億分の1秒ほど遅くなる。このアンテナで捉えたごく僅かな変化から水蒸気の量を割り出そうとしている。こちらは出港してからの3日間で観測された水蒸気量のデータ。さらに水蒸気の流れなど大気の詳細な情報も集める。
センサーは直径1.5メートルの巨大な風船に取り付けて打ち上げる。一定間隔で送られてくるデータから風の流れなどを立体的に知ることができる。それによって大量の水蒸気がいつどこに到達するかを捉えることにつながる。集めたデータから線状降水帯の発生を予測するのには、スーパーコンピューターが使われる。水蒸気量などのデータから積乱雲がどれくらい発達するかを予測し、線状降水帯の発生につながる可能性を探り出す。しかし以前のコンピューターだけでは十分な計算ができなかった。これまでは5キロごとに大気や水蒸気の流れを計算していたが、積乱雲を発生させる風の詳細な流れを予測することはできなかった。そこで新たなスーパーコンピューターの運用を始めたことで計算能力が4倍に。2キロごととより細かい範囲で計算できるようになり、積乱雲の発達を予測する精度がこれまでより上がった。去年7月、九州北部で9人が亡くなった線状降水帯による大雨。このとき気象庁は事前に発生を予測して警戒を呼びかけることがでかきかった。当時の5キロごとの計算では、九州北部に広く雨が降るものの、発達した雨雲がかかり続けるとは見られていなかった。一方、新たな2キロごとの計算による予測では、発達した積乱雲が帯状に連なって大雨になるという実際に発生した線状降水帯と非常に似た結果が得られた。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年6月10日放送 15:50 - 19:00 日本テレビ
news every.(ニュース)
気象庁は今日、関東甲信・北陸が梅雨入りしたとみられると発表した。九州には昨日から断続的に雨雲がかかり続けており激しい雨が降っている。大分県の山国川では一時氾濫警戒情報が出された。佐賀県の東川では水位がどんどん上がり午前10時には道路へ溢れてしまった。近くの道路も一部冠水し通行止めとなった。九州は今夜から明日にかけても激しい雨が降るおそれがあり警戒が必要。天気[…続きを読む]

2025年6月10日放送 15:49 - 19:00 TBS
Nスタ正直天気
全国の気象情報について伝えた。

2025年6月10日放送 15:00 - 15:07 NHK総合
ニュース・気象情報(ニュース・気象情報)
梅雨前線の影響で九州北部には発達した雨雲が流れ込み、断続的に激しい雨が降っている。前線はあすにかけて九州付近にとどまる見込みで、特に福岡県・佐賀県・長崎県・大分県・熊本県では、きょう夕方にかけて線状降水帯が発生する可能性がある。また、関東甲信と北陸でも、この先1週間、雨や曇りの日が多くなると予想されることから、気象庁は午前11時に「関東甲信と北陸が梅雨入りし[…続きを読む]

2025年6月10日放送 13:55 - 15:49 TBS
ゴゴスマ(ラインナップ)
小泉農林水産大臣が備蓄米を追加で20万トン放出すると発表。中小のスーパーに加え、大手小売りや街のコメ店を対象に販売。今後コメ価格はどうなるのか。気象庁は関東甲信地方と北陸地方が梅雨入りしたとみられると発表した。一方で活発な梅雨前線の影響により九州北部ではきょう夕方にかけて線状降水帯が発生する恐れが。最新の気象情報を伝える。

2025年6月10日放送 13:05 - 13:55 NHK総合
列島ニュース大分局 昼のニュース
日田市から中継。大分地方気象台によると、九州北部の梅雨前線に暖かく湿った空気が流れ込み県内は大気の状態が非常に不安定になっている。中津市・日田市・玖珠町には土砂災害警戒情報が発表されている。大分県では今日夕方にかけて線状降水帯が発生する可能性があり、明日昼までの24時間で西部で100ミリ、北部・中部で100ミリ、南部で80ミリの雨が降ると予想されている。中津[…続きを読む]

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