藤原丈一郎と城島茂が北海道・美瑛町にある本山農場を訪れた。本山忠寛さんは100年続く農家の4代目。向かった畑にはアスパラガスが植わっていた。北海道はアスパラガスの生産量が日本一。本山農場では、アスパラガスだけでも12ヘクタール。他の作物も合わせると140ヘクタール。東京ドーム約30個分の広さだという。1日、アスパラを2トン収穫している。育てているアスパラは「ラスノーブル」という品種で、種が生産されてないので幻のアスパラと言われてる。柔らかすぎて風で曲がったり、上に伸びると頭が開きやすい。こうなると商品価値がなくなってしまう。育てるのが難しいので栽培する農家が多い。しかし、味は格別だという。本山さんの畑では株と株の間隔を広くすることでよりたくさん光合成させ、養分を蓄えさせている。一つの株からランダムに生えるため、機械で収穫することはできない。1本1本、手作業で収穫する。城島と松島がアスパラの収穫を手伝った。収穫したら機械で重さごとに選別され、立てたまま箱詰めし、全国へ出荷される。