山形県北部の鮭川村に、知る人ぞ知る秘湯「羽根沢温泉」がある。温泉街の中に宿は3軒ある。今回泊まるのは加登屋旅館。浴室に入ってまず気がつくのはほんのり漂う石油のような香り。嫌な臭いではなく、心地よさを感じる不思議な香り。泉質は含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉。肌にまとわりつくようなとろみがあり、絶妙な心地よさ。大正時代、石油掘削を行った際に偶然発見された温泉。夕食は、鮭川村の名産であるきのこ料理を始め、滋味あふれる品々が並ぶ。
地元の集会所には、誰でも利用できる共同浴場がある。料金を入れると開くオートロック式のドアの先に、男女別の入口がある。源泉は一括管理されているので、宿も共同浴場も泉質は同じ。湯口に取り付けられたフィルターには湯の花が溜まっていて、なんとも言えない感触。
地元の集会所には、誰でも利用できる共同浴場がある。料金を入れると開くオートロック式のドアの先に、男女別の入口がある。源泉は一括管理されているので、宿も共同浴場も泉質は同じ。湯口に取り付けられたフィルターには湯の花が溜まっていて、なんとも言えない感触。