習近平国家主席が2013年に提唱した巨大経済圏構想・一帯一路。その10年となる節目の今年、3回目となる国際会議「一帯一路フォーラム」が北京で開催された。この国際フォーラムにはインドネシアのジョコ大統領やエチオピアのアビー首相などアジアやアフリカなどを中心に約20か国の首脳らが参加した。習主席は演説で「自身が進める一帯一路により世界のインフラ整備が進み、経済発展を後押しした」と誇示し、参加した国の代表らにさらなる結束を呼びかけた。こうした中、注目されたのが参加国の1つ、ロシアのプーチン大統領と習主席の首脳会談。ウクライナ侵攻後、国際社会から孤立し中国との関係を強化させるロシア。果たして首脳会談で何が話されたのか。