先程アメリカ・サンフランシスコで、去年11月以来1年ぶりとなる米中首脳会談が始まった。会談の冒頭でバイデン大統領は、「互いの意図を誤解することがないよう首脳同士が理解し合うことが必要だ」と述べ、「米中の競争が紛争に発展しないよう責任を持って管理する必要がある」と強調した。一方習近平国家主席は「対立や紛争は双方にとって耐え難い結果をもたらす」と述べた上で、「互いを尊重し共存を目指すことで良好な関係を築くことができる」と訴えた。今回の会談では、8月以降途絶えたままの軍同士の対話の再開で合意できるかが焦点となっている他、中東情勢などもテーマとなる見通しだという。