- 出演者
- 板倉朋希 徳永有美 大越健介 ヒロド歩美 眞家泉 下村彩里 所村武蔵
オープニング映像。
主要7か国の首脳たちが集まるG7サミットがイタリア南部で行われている。初日の13日にはゼレンスキー大統領が招待され、制裁で凍結したロシアの資産を活用して約7兆8000億円をウクライナ支援に充てることで合意。ゼレンスキー大統領は岸田総理大臣とも会談。殺傷能力のない装備の提供などの支援を続けることを確認した。米国・バイデン大統領は「プーチンに改めて言う。我々は退かない」、ゼレンスキー大統領は「真に歴史的な日を迎えた。持続可能な平和の保障につながり、世界中の人が恩恵を受ける協定だ」と述べた。
イタリア・プーリア州、G7にローマ教皇が初めて参加。ローマカトリック教会・フランシスコ教皇はAIのイノベーションを称賛する一方で「人類が直面する課題でもある」と国際ルールや規範作りを訴えてきた。いま行われている会議で世界の首脳にその必要性を説いているとみられる。背景にあるのは人類の予想をはるかに上回るAIの技術革新の速度。去年公開されたChatGPT−4。ITメディアなどの見立てではAIの性能にあたる数値が100兆ともいわれている。ことし発表された動画生成AI「Sora」も衝撃的だった。これまで生成AIは米国一強状態だったがそこに肩を並べようとしている中国。先週中国のIT大手企業が公開した動画生成AI「KLING」が作った映像。「Soraに匹敵する」と世界中が驚いた。10年以上前から習近平政権はAI分野で派遣を取ることを目指してきた。習主席は「我々は質の高い発展で全面的中国式現代化を推進している。必ず世界の発展により大きなチャンスをもたらす」と述べた。中国はAIによる共産党批判などを防ぐため政府の承認を受けないと生成AIのサービスを提供できないようハードルを設けた。
中国のAI。内閣府のAI戦略会議座長で東京大学大学院・松尾豊教授に話を聞いた。米国と中国のAI技術は世界2トップ。中国は国家プロジェクトの取り組みなどにより膨大なデータ量が取得可能。2022年から米国による半導体規制を受けて開発が遅れていたが現在は自国で高性能の半導体を開発。世界トップクラスのエンジニアが国内外で育ち集まっている。AIが今後進化すると他国の軍事、生活インフラをハッキング、高度なフェイク情報で世論操作が可能に。中国はAIのルール作りの場にほぼ参加していない。高い技術を持った中国のAIが悪用される可能性も含めリスクとなる可能性がある。松尾教授は「自動車が普及していく過程で事故を防ぐため安全性の基準、速度規制などルール作りが進められてきた。危険性より利便性が高まったからこそ世界中に普及。AIもルールを作るから産業として発展できる」と話した。
日本銀行は金融政策決定会合で国債の買い入れ額を減らす方針を決めた。日銀はことし3月に大規模な金融緩和策を大きく転換したが「緩和的な環境を続ける」として毎月6兆円程度の国債を購入。この枠組みを見直し、買い入れ額を減らす方針を決めた。具体的な減額のペースなどは持ち越され、7月末の次回会合で今後1〜2年にわたる計画を決めるとしている。発表後一時1ドル=158円台前半まで円安が進んだ。
カスタマーハラスメント。加害者が語る実態、ある男性の告白。東京都内のビルの一室で開かれた怒りのコントロールを学ぶ講座。受講者が増えている。必死にメモを取る男性。過去にカスハラをした経験があり、怒りを抑えられない自分を変えたいと受けに来た。飲食店で従業員に暴言、名指しでSNSに投稿など繰り返しカスハラをしてきた。「加害者意識はなかった」と告白。流通、サービス業などの労働組合で作るUAゼンセンのアンケート調査では、加害者は40代以上で9割を占め、特に男性に多いことが明らかに。カスハラの相談を100件以上受けてきた能勢章弁護士(能勢総合法律事務所)は「独自の正義感、独自の論理でやっているのでそれが理解されないだけで自分はカスハラだと思っていない。被害者側が1人で悩まないような相談体制の構築、マニュアルを事前に準備するとともに対外的に宣言することが必要」と話している。
カスハラの被害者側の対応について能勢章弁護士は、被害者側が1人で悩まないような相談体制の構築、マニュアルを事前準備することで対外的に宣言することが必要だという。
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千葉県野田市にあるまめいち農園から中継。父の日が近付くこの時期、枝豆の収穫の最盛期を迎える。生育には環境が大きく影響するという。まめいち農園代表・瀬能一則さんが「雨の期間が長かったりして、種をまく時間も限られてしまう。問題なく膨らんでいるので、甘さは出ていると思います」と語った。明日~19日・水曜日までの天気予報を伝えた。
2011年、W杯で世界一に輝いたなでしこジャパン。悲願は五輪での金メダル。2012年ロンドン大会では日本初の銀メダル。リオの舞台には立つことができず、東京大会ではベスト8敗退。熊谷紗希は「もう一度世界一に」、長谷川唯は「金メダルを目指して頑張りたい」と話した。きょう、池田太監督が東京都内で会見、パリに挑む代表メンバーを発表。キャプテン・熊谷紗希や長谷川唯などが選ばれた。海外組は過去最多の11人。7月13日最後の強化試合:日本vsガーナを行い、26日パリ五輪初戦:日本vsスペインに挑む。
バレーボール女子日本代表のパリ五輪出場が決定。6大会連続、14度目の五輪へ挑む。キャプテン・古賀紗理那は「パリ五輪出場権獲得が目標だったので素直にうれしい。チーム全員で戦えるようにいい準備をしていきたい」と話した。
パリ五輪前の強化合宿に励んだ飛込日本代表。玉井陸斗のエールポイントは「5255B」。後ろ宙返り2回半2回ひねりえび型。5255Bは玉井のピンチを何度も助けてきた。4位で迎えた2年前の世界水泳決勝、ラスト6本目の5255Bで逆転の銀メダル。先月のパリ五輪プレ大会でも5255Bで逆転優勝。玉井陸斗は「いままで5255Bに助けられてきたがとどめの一撃として決めて金メダルを取りたい」と語った。
ドジャース・大谷翔平。レンジャースの先発、ロレンゼンはエンゼルス時代のチームメート。大谷は何度がヒットを打つが、ロレンゼンがカットボールやチェンジアップを駆使して、ドジャースは3-1で敗れた。
日本生命セ・パ交流戦でヤクルト・奥川恭伸がけがから2年ぶりとなる復帰登板。奥川選手は2021年にチームトップの9勝を上げ、20年ぶりの日本一に貢献したが、2022年には右肘が故障した。奥川選手が選んだのは手術ではなく保存治療で、その後も度重なる故障に苦しんだ。
ヤクルト・奥川恭伸はきょう、808日ぶりの1軍マウンドへ。奥川選手は無失点の活躍を見せ、チームの勝利に貢献した。980日ぶりの勝利。奥川恭伸は「たくさんのファンに声援をいただいて本当にうれしかった。また勝ちに向けて一生懸命腕を振り続けたい」などコメント。
6連敗中の巨人は2回、7番の阪本がホームランで先制点を奪う。先発戸郷は9回で空振り三振を奪い、連敗を止めた。
日本生命セパ交流戦:DeNA5−1西武。
DeNAは同点の6回の5番で筒香の当たりをセカンドがエラーで勝ち越し。8回、タイムリースリーベースでDeNAは5連勝となった。
楽天は3回、満塁のチャンスを作るが6番の浅村が、大瀬良から得点を奪うことが出来なかった。先発の早川はキレのあるストレートを軸に広島打線を封じた。延長10回まで投げ、自己最多の11奪三振で無失点に抑える。延長11回、宋家豪がワンアウト3塁のピンチを招くと、矢野雅哉がヒットを放ち、戦勝点となった。