中国は去年のGDPを物価変動の値を抜いた実質成長率で5.2%と発表し、中国政府は目標達成と発表したが専門家の間では30年前の日本の再現だという声もある。柯隆さんは中国の経済の現状について、株価が物凄く下がっているし投資や貿易がマイナス成長で消費も冷え込んでいる。そんな状況でどうやって目標を達成できたのか正直分からないが自身の見解では5.2%を下回っておりデフレに突入していると思うなどと話した。今年の1月も中国の資産運用会社、中植企業集団が5兆円の債務超過を抱えて破産申請しており、そこにお金を出していた不動産会社も経営危機に陥っている。中国経済の先行きの不透明感について柯隆さんは来年以降金融機関が経営危機に陥るのではないかなどと話した。習近平国家主席はどう対策するのかについて情報伝達が上手くいっていないので有効な手を打てないなどと話した。中国経済が日本に与える影響について今年か来年に日本の市場も悪化することがあるかもしれないなどと話した。中国が国際法のルールに従わなければいけないという意識に変わってくることがあるのかについては情報が伝わっていないので方針転換の兆しは見えてこないと思うなどと話した。