6日、中国の習近平国家主席がフランス大統領府を訪問しマクロン大統領が出迎えた。中国とフランスは今年で国交樹立から60年で、両首脳はウクライナや中東情勢・貿易などについて協議した。共同会見でマクロン大統領はウクライナ情勢について、「習主席がロシアに軍事支援を行わないことを改めて表明した」と述べ、7月に開幕するパリオリンピック期間中での休戦を呼びかけていくことで一致したと強調した。一方の習主席は「紛争は交渉によってのみ解決ができる」と述べ、和平協議を促すために役割を果たす考えを改めて示した。7日はマクロン大統領が幼少期に休暇を過ごしたフランス南部のピレネーに習主席を招待して、更に意見交換を行う予定とのこと。