中国国営メディアによると、中国の無人月面探査機「嫦娥6号」は、月の裏側の岩や土壌のサンプル採取に成功した。日本時間きょう午前8時38分、サンプルを地球に持ち帰るため月の裏側を出発し、予定の軌道に入った。中国ではきょう民主化運動を武力弾圧した天安門事件から35年にあたるが、習近平指導部は事件に関する情報を厳しく規制する一方、国営メディアは無人月面探査機の動向を大々的に報じている。月の裏側のサンプルを地球に持ち帰れば世界初で、中国は米国との宇宙開発競争をリードしたい考え。
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