習近平国家主席は、ベトナム・マレーシア・カンボジアの歴訪で東南アジア諸国との関係強化を図っている。一方中国国内の企業は、アメリカとの貿易戦争からの打撃を懸念。トランプ政権は今月、中国からの輸入品の多くに145%の関税をかけ、中国はアメリカからの輸入品に125%の報復関税をかけた。2つの経済大国による貿易戦争の最中、世界最大規模の見本市が広州で開かれた。アメリカの家庭向けのものも多いが、アメリカからの注文は取り消されたという。アメリカへの輸出を手掛けてきた会社は、途方に暮れて話し合いでの打開を求めている。アメリカへの輸出を手掛けていた会社は他の市場に目を向けているというが、中国の経済が輸出で成り立っていることはかわらない。去年の経済成長の半分ほどは輸出によるもの。中国は、近隣諸国に中国と協調するよう求めている。中国は強気でプライドを見せているが、影響も出始めている。中国はトランプ大統領による関税攻勢に抵抗できるが痛みが無いわけではないという。