中国の天津市で習近平国家主席やロシアのプーチン大統領ら首脳が参加し、上海協力機構の首脳会議が開かれている。31日夜に開幕。トルコなど20か国あまりの首脳が参加。歓迎式典で習近平国家主席は「上海協力機構の責任は一層重要になっている」と述べた。会議では多国間協力の重要性などについて意見が交わされ、「天津宣言」が採択される見通し。中国としては今回の首脳会議で保護主義を強めるアメリカに反発する新興国を取り込むことで、国際社会における主導権を握りたい狙いがある。また、会議に先立ち習近平国家主席は、約7年ぶりに中国を訪問したインドのモディ首相と首脳会談を行った。インドを巡っては、アメリカのトランプ政権が関税を50%に引き上げ関係が悪化する中で、中国はレアアースの供給拡大を約束するなど急接近をみせている。さらに9月3日に北京で行われる軍事パレードでは習主席とプーチン大統領、北朝鮮の金正恩総書記の3人が初めて並び立つという歴史的な場面を演出することで、中国の力をアピールしたい考え。
