流行が続くインフルエンザ。子どもなど、家族がかかったらインフルエンザ脳症など重症化しないかどうかというのが心配になる。その兆候や高熱のときに注意するポイントを医師に聞いた。港区の病児保育施設では8人の定員だが、先月からほぼ満員で6人がインフルエンザに感染していた。港区のクリニックの時田章史院長は今、流行しているインフルエンザは脳症や肺炎などに注意が必要だと話している。中でも気をつけたいのがインフルエンザ脳症。意識障害やけいれんを起こし発熱などの症状が出始めて1日程度の短期間で急速に悪化。全国で死亡例も出ている。時田医師は異常行動、うわごと、けいれんが注意すべき兆候だとしている。またけいれんが長引く場合はためらわず救急車を呼ぶべきだとしている。