医師・松田一夫さんは肺がんを患い、脳や腰にも転移しているという。肺がんが見つかったのは去年3月のがん検診で、手術が出来ないほどがんが進行していてステージは4だった。見つかった翌日からは長年続けたがん検診の仕事から離れざるを得なかったそうで、松田さんは「敵はてごわい」と話す。毎年がん検診を受けていたのにがんが去年まで見つけられなかった理由について、松田さんの検診を担当している田中さんによると「松田さんのがんは鎖骨の後ろにありX線の死角だった」という。松田さんはがん検診への長年の貢献を表彰される場で自らのがんを公表し、謝罪した。松田さんはがん検診の限界を痛感したそうだが、その一方でがん検診は希望にもなったという。検診のおかげで重大な症状が現れる前に発見でき、有効な抗がん剤を割り出すことが出来たからだ。薬の効果で現在肺のがんは縮小し、脳へ転移したがんも少なくなった。
松田さんは長年がん検診の現場に立ちながら受診率向上に努めてきた。その上で大きな障害となったのが、がんがあるのに検診で陰性とされる「偽陰性」だ。松田さんは偽陰性の実態をあきらかにしようと、福井県内の4万2000人以上の大腸がん検診のデータを追跡し、パソコンに入力していた。その結果、実際に大腸がんになっていた患者のうち23%が1度目の検診で偽陰性となっていた。しかしその内翌年も検診を受けてがんが発見された人は、前年に見つかった人と生存率が変わらないことが分かった。つまり、毎年検診を受けることで偽陰性の影響を減らすことができると示したのだ。松田さんは「私がこうなったからといってがん検診を否定するつもりはさらさらない」「まずはがん検診を受ける方がいい」と話す。そして松田さんは闘病を続けながら職場に復帰し、講演会などでがん検診の向上のため発信に力を入れている。日本のがん検診受診率をあげて死亡率を下げることが使命だと考えているそう。
松田さんは長年がん検診の現場に立ちながら受診率向上に努めてきた。その上で大きな障害となったのが、がんがあるのに検診で陰性とされる「偽陰性」だ。松田さんは偽陰性の実態をあきらかにしようと、福井県内の4万2000人以上の大腸がん検診のデータを追跡し、パソコンに入力していた。その結果、実際に大腸がんになっていた患者のうち23%が1度目の検診で偽陰性となっていた。しかしその内翌年も検診を受けてがんが発見された人は、前年に見つかった人と生存率が変わらないことが分かった。つまり、毎年検診を受けることで偽陰性の影響を減らすことができると示したのだ。松田さんは「私がこうなったからといってがん検診を否定するつもりはさらさらない」「まずはがん検診を受ける方がいい」と話す。そして松田さんは闘病を続けながら職場に復帰し、講演会などでがん検診の向上のため発信に力を入れている。日本のがん検診受診率をあげて死亡率を下げることが使命だと考えているそう。
