輪島港の近くにある仮設住宅前から中継。こちらには18戸、合わせて58人が明後日から入居する予定。迅速に設置を進めるためにトレーラー型のハウスになっている。先程から港ということで吹き付けてくる風の寒さも厳しいが対策は万全だ。窓は3層構造で中は暖かくなっているそう。市は17年前の能登半島地震の経験を生かし、発災直後から約4000戸の仮設住宅の確保に向け準備を進めてきた。ただ市が所有しているかつ建物が建てられる条件を満たした場所を探すのは難しいというのが現状。ここも今回は波はこなかったが津波の浸水が想定されている区域。対策も行われている。60cmの津波の浸水が想定されているので70cmのブロックで嵩上げを行っている。現在550戸ほどの仮設住宅が着工が進められているが、まだ4000戸には届いていないのが現状。そのため民有地の提供も市は呼びかけている。