金子さんは、6年前に脳梗塞になり、左側に麻痺が残っている。同じように脳卒中で片手が動きにくい2人の仲間とボランティアで料理を教えている。動画も配信し、片手でもできる料理のこつを教えているほか、脳卒中に関する様々な情報を発信している。金子さんは、夜、夕食を作ろうと台所に向かい、流しに残っていたコップを洗ったときに、コップが急に重く感じ、手が下がって違和感を感じたが、気にするほどではなかったという。ごはんを装うとしたときに、再び、左腕の力が抜けた。夫に相談しようと、「お父さん」と呼びかけたところ、はっきり発音できなかった。痛みもなく、意識もはっきりしていたという。その後、救急車で搬送され、病院で脳梗塞と診断された。