自民党総裁選挙。きょうは沖縄県で演説が行われ、候補者たちは普天間基地の移設問題、米兵の性的暴行事件をめぐる対応策、「台湾有事」に備えた具体策などについて自らの主張を伝えた。また自らが抱える賃上げ政策や経済成長を実現する成長戦略など、経済対策についてもアピールした。今回は「経済、財政政策」についてみていく。高市経済安保相は「経済成長結びつけるために今後も国が積極的に金を使うべき」という考え。河野デジタル相は「財政再建を進めるべき」という考え。高市経済安保相に近い主張なのが小泉元環境相と小林前経済安保相。茂木幹事長は増税ゼロ政策を打ち出している。財政再建を重視しているのは石破元幹事長だという。上川外相、加藤元官房長官、林官房長官は中間的立場。どの候補も物価高対策を重視していて増税には触れていない。