総理大臣官邸から中継で伝える。石破総理はきょう予定されていた公務はなく、隣接する総理大臣公邸に滞在していた。午後1時頃、岩屋外務大臣ら側近の議員が公邸に入った。総理周辺によるとここで辞任を決断し、自民党・森山幹事長ら党幹部、公明党・斉藤代表などに電話で辞意を伝えた。政権幹部は「道半ばでの辞任は大変残念、最も国民のためになるのは何かギリギリまで悩んでの決断だと思うので最後の日まで支えたい」と話していた。自民党の総裁選挙を経て国会での総理大臣指名選挙が行われるまで石破政権は継続する。石破総理としては退任するまでの間、内政、外交に切れ目のない万全の対応を取ることで次の政権への円滑な移行を図りたい考え。
