きのうの中国新聞によると参院選があった2019年に甘利前幹事長が全国の自民党公認候補に一律陣中見舞いとして100万円を配っていた。原資について甘利さんは「党からのお金」と答えた。2019年の自民党の収支報告書によると参院選前の1~6月に党から受け取った政策活動費が8600万円あった。使途報告の義務がないことから金を全国で配った可能性がある。甘利氏は文書で「使途公開は政治活動の自由とも密接に関わるお答えは差し控える」と回答している。制作活動費を選挙費用として配った場合は幹事長から議員に渡される時に受け取った議員側は選挙費用収支報告書への記載義務がある。しかし現状は政策活動費が選挙費用に使われたかどうか分からない状況とのこと。2021年の甘利さんへの支出について岸田総理は「党勢拡大のために当時の幹事長が使ったという認識」などと答弁している。日本大学名誉教授の岩井さんは「制作活動費は選挙のためにバラまかれていたと思う」などとコメントした。