小池都知事が来月7日投開票の都知事選への立候補を表明。決意表明では東京大改革3.0を進めていく考えを示した。決意表明後の取材では、生中継のカメラを意識しながら、「変えるべきは変え、守るべきは守る」と口にした。都議会閉会後に各会派にあいさつ回りした際には温度差が明確になった。都民ファーストの会や公明党では歓迎されたが、共産党では過去形で挨拶となった。一方、蓮舫氏は小池陣営を揺さぶる。昨日午後、報道陣の取材に応じた小池氏。東京都知事選挙への出馬を表明。取材に応じた2時半過ぎは午後の報道番組が放送される時間帯。小池氏は生放送を行っているテレビ局のカメラを確認。取材に対応した。質疑応答では「後出しジャンケンという声もあるが、他の候補をみて出馬表明になったのか」という質問に対し「公約はいままとめているということだけで、全部目配りしているわけではない」と後出しを暗に否定。会派へのあいさつ回りで明確になったのは温度差。
小池氏が顧問を務める都民ファーストの会は拍手で出迎えられた。また、都議会で連携している公明党も拍手で迎えられた。これからが重要などと挨拶し、1人1人と握手を交わしていた。自民党では菅野弘一幹事長から「これからはぜひ一緒に都政改革の実現に向けて力をあわせていきたい」などと伝えられていた。自民党関係者によると、小池氏は出馬表明前に「支援はありがたい、今後どういう支援態勢にするのか相談したい」と伝えてきたという。一方、蓮舫氏を支援する共産党では部屋には入らず入口で挨拶。共産党都議からも「8年間お疲れ様でした」などとの声掛けがあった。最後に挨拶に行った立憲民主党では何をさしたのかは不明だが、小池氏は「特にないみたい」などとコメントした後でありがとうございましたと挨拶していた。このコメントに対し、立憲民主党の都議からは何を期待していたのだろうなどの疑問が上がっていた。
一方の蓮舫氏は昨日午後、立憲民主党に離党届を提出。「とにかく私は挑戦者ですから現職の方のいろんな余裕とか強さとかそういうものを学ばせていただきながら挑戦をしていく立場だなということを思いを新たに臨みたいと思う」などと述べた。国会などで見せる険しい表情ではなく、笑みをみせるなど穏やかな様子だった。「もっと」という言葉を何度も口にしていた。小池氏ももっとということばは多用。しかし、両氏とも公約は未発表。蓮舫氏は既に牽制をはじめている。自民党は今、日本維新の会の馬場代表から嘘つきとまで言われている。旧文通費を巡り、自民党と日本維新の会は使徒公開などを義務付ける方改正案に合意し、先週水曜日に衆議院を通過。しかし、浜田国対委員長は旧文通費の法改正について今国会では日程的に厳しいと発言し、維新側は反発。岸田首相は昨日、「旧文通費については、私と維新の馬場代表との間で衆参議長のもとで設置される議論の場で前向きに検討を行い、使徒公開と残金返納を義務付ける立法措置を講ずることで合意をしている」と述べた。その上で、党首間の合意であり、文書でも確認している重たいものだとし、早期に結論を出す考えを強調し、自民党として誠心誠意対応していくとした。都知事選挙への出馬を表明した小池氏。昨日時点で立候補を表明しているのは40人以上。問題となるのがポスターが貼れるかどうかということ。掲示板には番号は30までしかない。それでもよく見ると小さく数字が書かれており、最大48人分まで貼ることができるのがわかる。現時点で40人以上が立候補しているが、過去の人数を見ると2003年は5人、2012年は9人、2014年は16人、2016年は21人。今回は当時の倍以上の立候補者数となる。有権者からは多いと選ぶのが大変、多い方が共感できる人が1人は出てくるのではないかなどの意見が出されていた。立候補者が多くなると政見放送が長くなるという問題もある。今回の都知事選には石丸伸二氏なども立候補。来週20日に告示、投開票は来月7日。
小池氏が顧問を務める都民ファーストの会は拍手で出迎えられた。また、都議会で連携している公明党も拍手で迎えられた。これからが重要などと挨拶し、1人1人と握手を交わしていた。自民党では菅野弘一幹事長から「これからはぜひ一緒に都政改革の実現に向けて力をあわせていきたい」などと伝えられていた。自民党関係者によると、小池氏は出馬表明前に「支援はありがたい、今後どういう支援態勢にするのか相談したい」と伝えてきたという。一方、蓮舫氏を支援する共産党では部屋には入らず入口で挨拶。共産党都議からも「8年間お疲れ様でした」などとの声掛けがあった。最後に挨拶に行った立憲民主党では何をさしたのかは不明だが、小池氏は「特にないみたい」などとコメントした後でありがとうございましたと挨拶していた。このコメントに対し、立憲民主党の都議からは何を期待していたのだろうなどの疑問が上がっていた。
一方の蓮舫氏は昨日午後、立憲民主党に離党届を提出。「とにかく私は挑戦者ですから現職の方のいろんな余裕とか強さとかそういうものを学ばせていただきながら挑戦をしていく立場だなということを思いを新たに臨みたいと思う」などと述べた。国会などで見せる険しい表情ではなく、笑みをみせるなど穏やかな様子だった。「もっと」という言葉を何度も口にしていた。小池氏ももっとということばは多用。しかし、両氏とも公約は未発表。蓮舫氏は既に牽制をはじめている。自民党は今、日本維新の会の馬場代表から嘘つきとまで言われている。旧文通費を巡り、自民党と日本維新の会は使徒公開などを義務付ける方改正案に合意し、先週水曜日に衆議院を通過。しかし、浜田国対委員長は旧文通費の法改正について今国会では日程的に厳しいと発言し、維新側は反発。岸田首相は昨日、「旧文通費については、私と維新の馬場代表との間で衆参議長のもとで設置される議論の場で前向きに検討を行い、使徒公開と残金返納を義務付ける立法措置を講ずることで合意をしている」と述べた。その上で、党首間の合意であり、文書でも確認している重たいものだとし、早期に結論を出す考えを強調し、自民党として誠心誠意対応していくとした。都知事選挙への出馬を表明した小池氏。昨日時点で立候補を表明しているのは40人以上。問題となるのがポスターが貼れるかどうかということ。掲示板には番号は30までしかない。それでもよく見ると小さく数字が書かれており、最大48人分まで貼ることができるのがわかる。現時点で40人以上が立候補しているが、過去の人数を見ると2003年は5人、2012年は9人、2014年は16人、2016年は21人。今回は当時の倍以上の立候補者数となる。有権者からは多いと選ぶのが大変、多い方が共感できる人が1人は出てくるのではないかなどの意見が出されていた。立候補者が多くなると政見放送が長くなるという問題もある。今回の都知事選には石丸伸二氏なども立候補。来週20日に告示、投開票は来月7日。