自民党総裁選挙は、候補者として10人を超える議員の名前が挙がる、異例の展開となっている。このうち石破元幹事長は、立候補に必要な20人の推薦人を確保できるめどが立ったことを明らかにした。そして、今週中に記者会見して、立候補を表明したいという考えを示した。上川外務大臣は、立候補への意欲を示したうえで、推薦人の確保に向けて支援を要請していることを明らかにした。齋藤経済産業大臣は、立候補への意欲をにじませた。立候補に期待する声が出ている小泉進次郎氏は、総理大臣官邸で開かれた会議に出席。このあと、岸田総理大臣と執務室で個別に面会し、これまでの政権運営に対する労いの言葉を伝えたことを明らかにした。一方、総裁選挙でのみずからの対応については「この場所は首相官邸だから総裁選について触れるのは適切ではないので控える」とコメント。自民党の総裁選挙は、来月12日に告示し27日に投開票を行う方向で調整を進め、あす、選挙管理委員会を開いて決定することにしている。