石破元幹事長はきょう午前、地元・鳥取に入り、自民党総裁選挙への正式な立候補を表明する。5度目の挑戦となる今回の総裁選について、「原点に戻り総決算の最後の戦いだ」。裏金問題で失墜した自民党の信頼回復に向けて、「国民1人1人に誠実に正面から向き合い戦いに挑む」と意気込みを語っている。総裁選では実質賃金の引き上げや「防災省」の創設などを主な政策に掲げる考え。ただ、自民党内には石破氏の政治手法などに不満を持つ議員も多く、どこまで国会議員票を獲得できるかが焦点。一方、立候補に意欲を示していた斎藤経産相は「総裁選を目指す決心をした、スタートを切りたい」と述べ、立候補を目指す考えを示した。推薦人について「それはもうやれます」と述べ、確保を進める考えを強調。