アニメや鉄道好きで知られる石破茂が自民党新総裁に選出され、あすの臨時国会で次の総理大臣に就任する見通し。きょうにも衆議院の解散を表明。新しいリーダーの誕生で生活はどう変わるのか。視聴者から石破新内閣誕生による身近な生活にまつわる疑問を募集。新総裁・石破茂氏のイメージを街の人に聞いた。石破氏は5度目の正直でついに自民党総裁の椅子に座った。9人が乱立した異例の総裁選。1回目の投票では高市早苗氏が1位、石破氏は2位となったが、いずれも過半数に届かず決選投票になった。石破氏が21票差で高市氏に逆転勝利。カギを握ったひとりである岸田首相は周辺に「高市さんだと衆院選は勝てない」と石破さんを支持する姿勢を示していた。石破氏の地元・鳥取では涙を流し喜ぶ石破氏の妻の姿があった。夫婦二人三脚で挑んだ5度目の自民党総裁選。夫の勝利にほっぺたをつねる様子も見られた。インタビューの最中に石破氏から電話がかかってきた。慶応義塾大学在学中に出会ったという2人。総裁選を控え、地元・鳥取県に帰った際には共に支援者らに挨拶。愛妻家として知られる石破氏がインタビューで妻・佳子さんについて「ずっと支えてくれたのが妻」と話し、さらに「18歳に戻れるなら何をしたい?」という質問には「18歳の時に戻っても今の妻と会いたい」と話していた。石破氏の魅力を聞かれた佳子さんは「誠実なところ」と語った。石破氏は38年前、政界に転身。当時、全国最年少の29歳で初当選。独特な語り口は新人の頃から健在。その後、1993年に一度自民党を離党。復党後は小泉内閣で防衛庁長官として初入閣。農水相など要職を歴任。自民党新総裁、石破氏といえば、政界きてのオタクな一面もある。ドラゴンボールの魔人ブウのコスプレで登場。他にも大の鉄道好きで、自身を乗る専門の“乗り鉄”と語ることもあった。アイドル文化にも精通。中でも好きだというのが昭和の伝説的アイドルグループ・キャンディーズ。独特なキャラが注目される石破氏はネット界隈で「ゲル」と呼ばれている。石破茂氏が自民党総裁に就任。新たなリーダーへの期待を街の人に聞くと、「大学無償化が実現してくれたら本当に助かる」という声がある一方で、「大きい企業は賃金が上がっていると思う。パート、派遣とかはいろいろな部分で支援が足りてない」「夫が昔の給料と自分の息子の給料が大して変わらないとよく言う。もうちょっと賃上げをよくしてほしい」という声も聞かれた。