共同通信が行った世論調査によると、石破内閣の支持率は50.7%。菅内閣や岸田内閣発足時より低い数字となった。立憲民主党・野田代表は今日、国民民主党・日本維新の会・共産党と相次いで党首会談を行った。その目的は「野党連携」とのこと。今月27日投開票の衆院選に向け、自民党の裏金議員が立候補する選挙区では野党が別々の候補者を立てると票が分散するため、野田代表は候補者を一本化して与野党一騎打ちの構図に持ち込みたい考えだという。記者は「野田代表の周辺は候補者一本化の実現度合いは高くないとみている。選挙までのタイムリミットが迫っている中で、野党各党は既に全国で候補者を立てており、擁立した候補者を取り下げるとは考えにくい」などと見通しを述べた。一方、石破総理・総裁は衆院選で裏金議員を公認候補にするかどうか選択を迫られている。記者は「裏金議員はほぼ公認される見通しだが、このまま全員公認すると国民の反発は必死なので石破総理自らがヒアリングするという。選挙で国民の審判を仰いで裏金問題にケリをつけたいとしている」などと分析した。