自民党の調査会はきょう緊急提言をまとめ、新たな捜査手法の確立が必要として、捜査機関が身分を偽って闇バイトに実際に応募できるようにするとした。その際、運転免許証やマイナンバーなどで「仮装身分」の使用を可能にすることを盛り込んでいる。秘匿性の高い通信アプリを提供する海外の事業者に対し「本人確認の厳格化」を強力に要請するべきとしている。さらにSNS上の闇バイトの募集情報をすぐに削除できるよう求人の際に募集者の連絡先や業務内容などの掲載を義務付けるとしている。提言は自民党の党内手続きを経て今月中に政府に提出される予定。