1992年、宮沢内閣当時の官房機密費の収入・支出を記した文書とされるものの一部を紹介。収入・支出それぞれ見ていくと、長官よりと何カ所か書かれ、その都度収入額が示されている。当時の加藤紘一官房長官から入金されたものとみられる。一方で支出の部分を見てみるとSP手当30万円が計上されているが、これは警護関連とみられ、外交上の機密として扱われる性質のものかもしれない。ただ、商品券、その額312万2575円といった記載も確認できる。官房機密費については証明が難しいといわれるが、石破政権で官房機密費を原資に商品券が配られたのかどうか。官房機密費が使われた可能性についてどう見ているか。橋下氏は「今の国会議員の状況を見たら官房機密費を適切に使っていると誰が信用するのか。一定の年数が経過したら公開するとか抑止力を働かせないと」と指摘。立憲民主党・小川氏は「去年秋に自民党・公明党が過半数を割ったことで政策活動費は全廃になった。それから文書交通費も今年から全面公開。最後に残った官房機密費を何とか始末しないと思ってた矢先の出来事だった」とコメント。