週が開けても川崎市内のホームセンターにはコメを求める長蛇の列ができていた。流通し始めた随意契約での備蓄米は、名古屋や大阪できょう初めて販売された。備蓄米4200袋を求めて回転前から大行列、その数1000人超で3時間で完売となった。大阪では前日入りしたという人もいた。きょう発表されたスーパーで販売されたコメの平均価格は、4260円と3週ぶりに値下がりに転じるも前週比で-25円と差はわずかだった。銘柄米の流通は依然厳しいまま。総務省の調査によると、コメの価格は青森県八戸市の3759円に対し、大阪市は5055円 と1200円以上高い状況で”西高東低”型の価格配置。去年からの上がり幅も西日本の方が大きくなっている。専門家に話を聞くと、物流コストに加え農家の担い手不足も要因の一つだという。
永田町では自民党の幹部たちが肩を並べておにぎりを頬張っていた。このお米は週末に販売が始まった、政府の備蓄米で2022年産の古古米。小泉農水大臣は、コメの価格低下に向け意気込みを語った。しかし、その判断を巡り政府・与党から異を唱える声が上がっている。森山幹事長からは、農業の構造転換に向けた予算を確保するよう、小泉大臣に要請していた。
永田町では自民党の幹部たちが肩を並べておにぎりを頬張っていた。このお米は週末に販売が始まった、政府の備蓄米で2022年産の古古米。小泉農水大臣は、コメの価格低下に向け意気込みを語った。しかし、その判断を巡り政府・与党から異を唱える声が上がっている。森山幹事長からは、農業の構造転換に向けた予算を確保するよう、小泉大臣に要請していた。