今朝、自民党は、役員会で近く「両院議員総会」を開く方針を確認した。執行部は、議題については今後決めるとしている。一方、開催に向け署名活動を行なってきた笹川議員らが、両院議員総会を取り仕切る有村会長と面会をした。笹川氏は、集めた署名は今回提出はせず、近く開かれる総会が納得いかなかった場合に、署名を提出し、開催を改めて求める姿勢を示している。自民党の中堅・若手議員からは「総会で退陣を求めていく」との声や、リコール規定に基づき総裁選の前倒しを求める声などが出ている。しかし、自民党の党則では、両院議員総会では総裁の辞任などは決められないという。さらに、両院議員総会は、総裁選の前倒しの実施を議論する場ではなく、石破総理の進退を巡り、この総会で何が議題になるかが争点となる。