NNN・読売新聞世論調査では石破内閣を「指示する」と答えた人は7月の調査から17ポイント上がり39%だった。2008年に現在の調査方法として以降最大の上昇幅だ。一方で「指示しない」は17ポイント下がり50%だった。依然として不支持が支持を上回っている。また、7月の参議委員選挙の結果を受けて石破総理は辞任すべきか訪ねたところ「思わない」は50%で「思う」を8ポイント上回った。前回の調査では「思う」が54%、「思わない」が35%だったが逆転した。これを支持政党別に見ると自民党の支持層では辞任すべきだと「思わない」は74%にのぼり「思う」の20%を50ポイントあまり上回った。参院選の結果について石破総理の責任は大きいと思うかと尋ねたところ「思う」が50%、「思わない」が44%だった。一方で「政治とカネ」の問題を抱えた自民党議員の責任は大きいと思うかとの問いには「思う」が81%、「思わない」が14%だった。自民党内で検討されている総裁選挙の前倒しについては「賛成」が52%で「反対」の35%を17ポイント上回った。この総裁選前倒しについて自民党支持層に限れば「賛成」が38%、「反対」が50%で反対が賛成を上回った。また次の自民党総裁に誰がふさわしいかには「高市早苗氏」が24%で最も多く、「小泉進次郎氏」が21%で続いた。石破総理は14%だったが先月の8%から6ポイント上昇した。