今回の参院選では定数248のうち125を争っている。与党が非改選を含め過半数の125に届くには50議席必要となるが、朝日新聞が行わった序盤情勢調査では自民、公明共に開戦前の議席を下回る見通しで、非改選を含めた過半数維持は微妙な情勢となっている。一方、立憲民主、国民民主、参政の3党は議席を大幅に増やすと見込まれている。勝敗の鍵を握る1人区について、自民は32選挙区の内、リードしているのはわずか12選挙区で、11選挙区では野党系候補で激しく競り合い、9選挙区では野党系がリードしている状態だと言う。ジャーナリスト・柳澤秀夫は「まだまだ余談を持たすに見ていく必要がある」とコメントした。