ヒグマ対策などの強化に向けて、道は一般会計の総額で247億円余の補正予算案をまとめたことが分かった。この中にはヒグマを駆除する際、自衛隊や警察の協力を想定して箱わなや電気柵、カメラなど機材の整備費用や、春期管理捕獲の人材確保に向けた研修会の開催費用などとして2300万円余が盛り込まれた。このほか、道はガバメントハンターを確保するため、自衛隊の退職予定者向けの就職説明会の開催や生活圏のクマを警察官がライフル銃で駆除可能になったことを踏まえた研修会の実施なども検討している。補正予算案について道は今月26日に開会する見通しの定例の道議会に提出し成立を目指すことにしている。
