50代以上の女性をターゲットにする雑誌「ハルメク」を運営する会社ではSNSにファッション、ライフスタイルを発信するシニア世代を”インスタグランマ”と表現している。また、街頭インタビューすると、シニア世代の関心が高かったのは「筋トレ シニア」。チョコザップはわずか1年で会員数100万人を超えたが、約3割が50代以上。着替えや靴の履き替えが不要といった点がシニア世代に支持されているという。また、「タイムパフォーマンス」は限られた時間を効率的に使うという意味だが、体力を温存し、パフォーマンスを上げるという意味の造語「体パ」も誕生。店に足を運ぶよりも、自宅で手軽に楽しめる方がいいと高級冷凍食品が人気を博している。松屋銀座では50代以上が8割を占め、商品のラインナップを強化する他、新たな展開も検討しているという。ハルメクの梅津さんは今、旅に注目しているという。