元幕内陸士大至さんと横野レイコさんに曙さんの話を聞く。大至さんは現役生活で大けがをして場所を迎えた時曙さんと対戦し敗れ土俵から落ちそうだった際に手を差し伸べられたとエピソードを話した。花の六三組は曙、若貴と魁皇などがいるなか貴乃花と激しい出世争いとなり十両から初優勝は貴乃花だったが大関・横綱には曙が先になっていた。伝説の名勝負といわれる1993年名古屋場所千秋楽では同期入門3人が13勝2敗で並び巴戦で優勝争いを行うことになりくじ引きで曙は1人ずつと先に対戦した。長引くと不利だとプッシュから双方に圧勝し瞬間最高視聴率が66.7%だった。曙は誰隔てなくきめ細やかに優しく付き人にも愛情があった人だったという。