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「芥川賞」 のテレビ露出情報

違うようでどこか似ているふたりは、どんな道のりを歩んできたのか。茨城出身の綾部は子どもの頃から目立ちたがりだった。小学生の頃は芸人になる夢を持っていたが、高校卒業後は地元の工場に就職した。20歳の時、遊びに行った東京で、人生を変える出来事があった。代々木公園で「ダウンタウンのごっつええ感じ」の収録があり、その人気ぶりを見て、工場を辞めて東京行くぞと決意し、吉本に行ったという。
一方の又吉は、幼い頃から人見知り。でも創作の喜びをずっと胸に秘めていた。小学2年生の頃、赤ずきんの劇をやることになったが、台本が標準語であることが気になり、自ら関西弁に直した。それがウケたときに快感を覚え、物語を書く楽しさを知った。
ふたりはお笑いの養成所(NSC)で出会った。綾部は21歳、又吉は18歳だった。綾部の方が年齢的には先輩で、又吉は敬語で話す。4年後、最初の相方とコンビを解散し、芸人を辞めようとしていた又吉を引き止めたのが、綾部だった。そこからふたりはコンビ「ピース」を結成した。自分を信じることにためらいのない綾部は、「てんぐになった」と言われている時期もあった。又吉から見れば、綾部はてんぐになってたのではなく最初からてんぐだったのだという。コンビ結成から7年後、日本一をかけた賞レース(キングオブコント)では、弱気だけどやりたいことがある化け物(又吉)と、怒りっぽいけど面倒見の良い男爵(綾部)を演じた。いつものふたり、そのままのコントだった。その後、ピースは人気番組9本を抱える人気コンビとなった。2015年、又吉は芥川賞を受賞し、その物語を生み出す才能が世に知られることとなった。その2年後、綾部は渡米した。子どもの頃から映画などでアメリカに憧れを持っていたという。又吉が芥川賞を受賞し、コンビでなくてもやっていけそうだと感じたことも後押しした。又吉は綾部の渡米を止めることはなかった。周囲から無謀だと言われても、思った通りのことを言い、挑戦している綾部に潔さを感じている。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年11月23日放送 7:00 - 7:25 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(ニュース)
読書離れが進み、出版界は深刻な状況となっている。こうした中、人気作家が自ら舞台に立つ“文士劇”が大阪で上演された。取材した日、舞台に立ったのは、今をときめく人気作家たち16人。ミステリー界からは黒川博行さん(「破門」で直木賞)に、東山彰良さん(「流」で直木賞)。ベストセラー作家の湊かなえさん(「告白」で本屋大賞)の姿も。さらに、高樹のぶ子さん(「光抱く友よ」[…続きを読む]

2024年11月2日放送 11:55 - 13:30 日本テレビ
兼近&真之介のメシドラ(オープニング)
本日の舞台はあきる野市。秋川渓谷など自然を堪能できる街。秋川のアユは江戸時代、将軍家御用達になった。本日のゲストは秦基博と又吉直樹。ひまわり畑でOPを撮影した。

2024年10月26日放送 22:00 - 22:30 テレビ東京
新美の巨人たち(オープニング)
毎年7万冊を生み出す本の世界を独特のアイディアで支え続けているのが祖父江慎さん。あらゆる本のデザインを手掛けるブックデザイナー。小説や絵本、マンガまで。祖父江さんは本の外側の装丁だけでなく文字の大きさや組み方、紙の色や質感、裁断の仕方まで本を丸ごとデザインする。

2024年10月26日放送 18:30 - 20:00 テレビ朝日
Z世代の知らない! 昭和レジェンド図鑑(石原裕次郎)
裕次郎の映画デビュー作は「太陽の季節」。原作は兄の石原慎太郎が芥川賞を受賞した小説。主演は南田洋子と長門裕之で、裕次郎は脇役だった。

2024年10月10日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブルANN NEWS
ノーベル文学賞がきょう発表となる。英ブックメーカーのラドブロークスによると「ノルウェイの森」などで知られる村上春樹さんは3番人気という。一番人気は「最後の恋人」で知られる中国の残雪さんだが、芥川賞受賞者の多和田葉子さんも注目されている。

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